まず、霊感と霊視、霊媒の違いからご説明します。霊感とは、神仏が乗り移ったようになる人間の超自然的な感覚または、霊的なものを感じとる心の働き、突然わきあがる直観的創造的なひらめきなどのことです。
これに対して霊視とは、霊を見たり霊的なものを感じたりすることで、霊媒というのは、霊媒師と呼ばれる人に神霊や死者の霊がのりうつり、死者に代わって話などをすることを指します。
霊媒師には、イタコの他にも、シャーマン、ユタ、スピリチャル・カウンセラーなどと呼ばれる者たちがいて、一般の人には備わっていない極めて特殊な能力の持ち主です。
霊媒師が死者に代わって話をするだけなら、それは占いにはなりませんが、霊媒師の中にも特殊な能力を使用して占いをする人は多いため、そのような人たちは占い師に含まれます。同様に、霊感や霊視を使って占いをすれば、それを行う人は占い師となります。
霊能力以外を使用する占いには、手相・人相、四柱推命、タロット、風水、宿曜占術、数秘術、紫微斗数など多くの種類があります。ご指摘の通りにこれらは占星術というデータによって確立された手法によって答えを導きます。
霊感や霊視、霊媒などの霊能力を使うものと、その他のどちらが優れているかについては、それらに順番を付けることはできないというのが答えとなります。なぜなら、どの手段を用いて人を占ったとしても、それが本当に当たっているか外れているかは占ってもらっている本人にしか分からないことなので、計りようがないからです。
ただし、霊能力と他の占いを組み合わせることにより、当たる確率を高めることになると考えられます。